日本で生まれて日本で育った在日韓国人3世として、普段考えていること、面白いこと、興味を持っていること、みんなに知ってほしいなぁ~と思うことなどを交えながら、ブログを使って発信していきます。
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セキララ ☆彡 コイのノンフィクション!?
『あなたのような冷たい人とは付き合えない。もう終わりにしよう』

そう電話で告げられたのは
彼女の誕生日を3週間後に控えた
ある 月曜日のことだった
終わりは、あっけなかった。

プロカメラマンの彼女。
熊田曜子と安めぐみを足して8で割ったような彼女。

お互いが在日コリアンだということ、お酒が結構いける方だという共通点以外、違うコトだらけだった。

彼女、感情で行動するタイプ。オレ、ゼロではないけどあんまりそうでもない。
彼女、長電話大好き。オレ、携帯で長電話なんて(料金的に)無駄が多いと考えちゃうタイプ。妥協案としてスカイプ(通信料一切無料のインターネット電話)使ったケド。
彼女、ラーメン嫌い。オレ、ラーメン大好き小池さん。
彼女、経済力ある。キチンと稼いでる。オレ、安月給の万年ビンボー。
彼女、重度の方向音痴。オレ、一度来た道はたいてい迷わない。
彼女、在日コリアンだということをあまり大っぴらにしないタイプ。オレ、オープンにしまくり(仕事で本名使ってるし)のタイプ。

「1週間に1度でも少ない、会えないのがつらい」と言う彼女と、仕事と受験勉強でゆっくり会う日が1ヶ月に1回つくれるかどうかという自分。寂しい思いをさせたのは確か。
「大好きだけど、信じられない」って言われたことがある。大好きだから信じてる、じゃないのか・・・
この言葉は、今でもスッと入ってこない。

ただ、彼女いない歴10年以上だったってのは最後まで本気で疑われてたみたい。ホントですって。遊び慣れているようにでも見えたのかな?

会う時間と回数が少ない分、二人で会うときは優しくしよう(したい)、そう本気で思ってた。その気持ちは伝わっていたかな。

幕引きは突然だったけど、つもり積もった不満は、昨日今日のことではなく、我慢をしていたんだろう。「今週は時間作れそうもない、来週も難しいかもしれない。おやすみ」という内容のメールを携帯に送った直後、もうおわりにしよう、と電話がかかってきた。

原因は、違うところだらけだったから、というより、お互いの気持ちが通じ合ってなかったから。お互いを理解しようとする努力が足りなかったから。たぶん・・・


電話で『最期』を告げられた後しばらくしてから、パソコンに向かって彼女にメールを打つことにした。

もう弁明しない。もうしわけないと思っているけど、もう元通りにならないところまで来ているのも分かってる。
別れるのは残念だけど、自分で まいた種だから。

最後に言いたいことがあったんだ。

出会ってから今まで、
朝まで飲みにつきあってくれてありがとう。
あちこちおいしいお店につれてってくれてありがとう。
車で家まで送ってくれてありがとう。
あの時はいろいろあってへこんでいたので、素直でなかった。
いろんなところでお金を出してくれてありがとう。
どこか行く度におみやげを買ってきてくれてありがとう。
長野と韓国のおみやげは受け取れなかったけど・・・

めったに会えない、やたらと冷たい、自分の事しか考えていない、素直じゃない、こんなつまらない男とつきあってくれてありがとう。

ホントはごめん、よりもありがとう、が言いたかったのに言えなくてもやもやしていたので、メールしました。返信不要です。


ありがとう、がいっぱいの文章を思うがままに書いて、メールの送信ボタンをクリック。



正直、返事は期待していなかった。



彼女から、











案の定、メールは来なかった。



しばらく経ってからたまたまこのメールが目に付いたので、読み返してみた。
うわっ、なんて酷い文章なんだ・・・
これじゃ、ねるとんで「ごめんなさい」された後の柳沢信吾の「あばよぅっ!」と変わらない。
自己肯定と、自己弁護のカタマリの捨てゼリフ。ダサすぎ。


相手への気遣いを見せるふりして、単に自分を守りたかっただけじゃないのか?
忙しくて時間が取れない、という話をしたら『どうせ自分自身がカワイイだけなんでしょ!』って言われたのを思い出した。彼女はこのことが伝えたかったのかな・・・

そう思うと  少し  自分のことが  キライに なった。

フラれた相手に、『ありがとう』が言いたくて、でも言えなくて。
変なヤツ。



『ごめん』と『ありがとう』は、正反対のようで、実は同じことばなんじゃないかな。

どちらも、自分のココロからコポコポッとわき出て来た相手への思いやりが、何かのきっかけであぶくのようにぽんっとはじけた時に生まれることば。

でも、どちらも自分の逃げ口上として、自分を守るために使えちゃうことば。
世渡り上手なヒトほど、コッチの使い道のほうが多いかもしれない。

使いすぎると重みがなくなることば。
でもまったく使わないと人間性が軽く見られることば。

場合によっては、相手を穏やかな気持ちにさせることもあり、逆に相手を傷つけてしまうこともある、ガラス細工のように脆くて繊細なことば。

俺の「ごめん」や「ありがとう」はどれだ?



コンビニで、彼女が専属契約している雑誌を手に取ると、
名前と彼女が撮ったであろう写真が載ってた。

がんばれよ。それと、ありがとう。

雑誌を元の場所に戻しながら、心の中でつぶやいた。

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そのまた数ヵ月後、彼女が結婚するという風の噂を耳にした。
日本だけど新幹線より飛行機使ったほうがよさそうな所に住んでいる人らしい。

おめでとさん。
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コメント
この記事へのコメント
男なら きっぱり 忘れて 次いけ次。

男は強いんじゃー。
2006/09/11(月) 02:23:25 | URL | #-[ 編集]
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