日本で生まれて日本で育った在日韓国人3世として、普段考えていること、面白いこと、興味を持っていること、みんなに知ってほしいなぁ~と思うことなどを交えながら、ブログを使って発信していきます。
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いろんな「暴力」の集大成です -血と骨-
0163s.jpg血と骨

若くして朝鮮から日本に渡ってきた、在日朝鮮人一世の一代記です。彼のことを激しく軽蔑し、そして畏怖する息子の視点から語られています。

ビートたけしが、主人公の金俊平を熱演(好演かどうかは見る人によると思いますが)しています。
とにかく暴力だらけ。
拳の暴力、お金の暴力、性の暴力。
崔洋一監督の演出もあるんでしょうが、とにかく「負」の部分を徹底的に見せつけられます。
歴史的な背景などはよくわかるのですが、この映画をみて「うんうん、そうそう!」と思った在日韓国人の方も、いるんでしょうか。それにしても、妾を自転車の後ろに乗せて町内に見せびらかして回るなんて…

確かに金俊平のような人がいたことも確かですが、あえて在日韓国人の歴史におけるドロドロした部分だけを集めてさらに濃縮させたような、何ともいえない映画です。

最後はあっけない形で彼自身が人生に幕を引きます。ひたすら暴力によって自己を確立し、孤独を貫いてきた金俊平にとって、唯一の心のよりどころ、自身が帰結する地点が「そこ」にあったのでしょうか。

個人的には、心からオススメできる映画ではありませんが、インパクトという意味ではバツグンの一作です。『当時の時代背景を読み取って楽しむ』という意味では、「パッチギ!」や「夜を賭けて」に通じるものがあります。『夜を賭けて』は梁石日原作ですし。
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コメント
この記事へのコメント
大変な映画。
いやあ、ほんま大変な映画です。僕は、去年故国訪問団の報告会に行くついでにみんなと見に行ったのですが、テンションが最低まで落ち込みました。
見て得るものがある、かもしれないけど、女性と見る映画じゃないですね、絶対。。。
2005/07/03(日) 00:35:46 | URL | ダブル #-[ 編集]
ホント大変。
さすがにこの映画は、事前の情報収集をせずパッと見に行って、つまらなかった、という意味ではなくあまりのインパクトの強さに凹んで帰ってきた人は多いんじゃないかと思います。

友人(女性)がお父さんと2人でこの映画を見に行ったのですが、見終わってからはお互い無言で、食事もせずまっすぐ家に帰ったそうです。すごく気まずそうだ・・・

すごくどうでもいいことですが、大阪駅のシーンで「マンセー(万歳)!」って叫んでいた人(エキストラですが)とこないだ友達になりました。
2005/07/03(日) 08:48:38 | URL | ZYZY #GzvTJWb.[ 編集]
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