日本で生まれて日本で育った在日韓国人3世として、普段考えていること、面白いこと、興味を持っていること、みんなに知ってほしいなぁ~と思うことなどを交えながら、ブログを使って発信していきます。
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『走る喜び』を久々に。 -マラソン-
0164s.jpg最近映画の紹介が増えてきた気がします。「ネタが切れてきたから昔見たのを掘り返してるんだろ!」と思われるのも何なので、昨日(2日)日本で公開したばかりの超新作を紹介しちゃいますよー。

マラソン  말아톤

※5歳知能の20歳青年。僕は走る時がいちばんしあわせ!って書いてあります。7/2(土)から上映中です!
「ラブストーリー」「春香伝」のチョ・スンウが、自閉症を持った青年を演じています。
私の中では障害者を扱ったもので印象に残っているのは「どんぐりの家」と「遥かなる甲子園」があります。どちらもマンガ(どんぐりはたしかアニメがあったはず)ですが、生涯を持ちながらも力強く行きぬく姿、そしてその彼ら彼女らと生(せい)を共にする人たちの葛藤と喜び、そんな内容の作品です。多分マンガで涙を流したのは今のところこの二作品だけかな・・・
ちょっと古いマンガですが、読む機会があったら是非!私と友達になった人は、もれなく貸します。ってあっ!どちらも人に貸したままだ!

私から借りている人、とっても大事な本ですので、もしこのブログを見ていたらぜひ返してください!ホントに!

走ることが大好きな自閉症の青年チョウォン(チョ・スンウ)が、最後にはフルマラソン(42.195km)を目指していきます。

久しぶりに「走ってみたい」という気になりました。私は中学・高校と陸上部で中・長距離をやっていたので、とにかく走りっぱなしの毎日でした。毎日がしんどくて、それでも自分をいじめ抜くように走っていました。
チョウォンがフルマラソンを走って感じた、「セレンゲティの大草原を、大好きなシマウマと一緒に走る」ような楽しさを感じて走ることはできていなかったと思います。でも不思議なもので、今ではつらかったけどそれよりも楽しかったという思いが強いです。

私も「いずれはフルマラソンでも・・・」と思っていましたが、高校を卒業して何年かしてからヒザを怪我してしまい、それ以来ほとんど走らなくなってしまいました。

チョウォンを愛するが故にとにかく走ってもらいたいと願い、しかしその「走らせる」ことが彼のためになっていないのではと苦悩する母、そして家族。退廃しきった、かつてマラソンランナーだったコーチ。障害者の学校の対応。平坦なインタビュー。チョウォンの世界観。いろいろなものが駆けめぐってきます。

全国ロードショー真っ最中なので、よかったらどうぞ。


最後に出てくるテロップで、韓国は1999年に自閉症を持った人が正式に障害者として認定されるようになったと出ていました。

残念なことですが、韓国は福祉後進国です。日本は先進諸国と比べて進んでいると言えないかもしれませんが、韓国も障害者に対するインフラや法制度は十分とはいえないようです。

最後に韓国語に触れたことがある人向けの豆知識。
マラソンは韓国語で書く(言う)と마라톤(マラトン)ですが、この映画のタイトルは말아톤(マラトン)です。韓国語をかじったことのない人は何のこっちゃと思うかもしれませんが、要は発音は同じなのですがスペルが間違っています。
なぜそうなっているかと言うと、チョウォンが日記にマラソンのことを말아톤と書いていて、それをタイトルとして使っているからなんですが、ではなぜチョウォンが間違って覚えているのかというと、これはシマウマの大好きな彼は、マラソンが馬(말)にかかわりのあるものだと思っているからなんです。
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コメント
この記事へのコメント
『マラトン』見た~い!
『マラソン』の映画が今上映中なのは知ってましたが、主人公が自閉症だというのは知りませんでした。がぜん見に行きたくなりましたね。
でも、一つ気になったんですが、「韓国は障害者後進国」だと書いてますが、それを言うなら「福祉後進国」では?「障害者後進国」ってなんか「障害者が遅れている」みたいな感じがして、福祉に少し関わった私としてはちょっと気にかかりました。
2005/07/04(月) 10:25:34 | URL | まぎんこ #-[ 編集]
おっしゃるとおりです
コメント고마워요!
ご指摘はおっしゃるとおりです。おっしゃるとおり過ぎるので、直しました。見返してみたら違和感ありまくりです。福祉に関わった人でなくてもそう感じるでしょうね。
きっとまぎんこさんなら、私のような人間以上に感じること、思うことも出てくると思います。時間作ってぜひ見に行ってみてください。

ところでまぎんこさん。私の「どんぐり」持ってませんか?^^;
2005/07/04(月) 19:22:46 | URL | ZYZY #GzvTJWb.[ 編集]
私ではありません!!^-^
「どんぐり」は一度kimstryさんに借りたことがありましたが、何年か前の学生協の総会でちゃんと返しましたよ。一度kimstryさんに聞いてみてください。
でもすごくいい漫画でした。私も泣きましたよ。『マラソン』もぜひ見ようと思います。
2005/07/05(火) 10:09:42 | URL | まぎんこ #-[ 編集]
うーん。
どんぐりどこいちゃったんだろうなあ・・・
またヤフオクで探そっかな。

ご丁寧に고마워요.
2005/07/05(火) 10:36:14 | URL | ZYZY #GzvTJWb.[ 編集]
バトンタッチ!
この記事と関係はありませんが、バトンを渡します。ひとつヨロシク付託。

どんぐりはボク管轄で捜索中です。
2005/07/11(月) 10:39:16 | URL | 綴り人キムことkimstry #-[ 編集]
受け取り。
バトン受け取ります。面白そうだし。そのうち書きます。

でも他の人へ受け渡すのはしないかなあ。この「Musical baton」の流れを見て、小学校のころぜんぜん仲良くもなかった人から突然「不幸の手紙」が届いてむちゃビビったのを思い出しちゃいました。

というわけで会ったことのない人にはなんとなく送るのがはばかられる(ただのトラウマかも)けど、顔を知ってるblog仲間も少ないもので・・・

ただ積極的にバトンもらいたい人がいたら差し上げます~。
2005/07/11(月) 12:13:19 | URL | ZYZY #GzvTJWb.[ 編集]
TBありがとうございました。
>最後に出てくるテロップで、韓国は1999年に自閉症を持った人が正式に障害者として認定されるようになったと出ていました

このテロップを観て、少々 驚きました。
この映画のモデルとなった親子の苦悩を今更ながら思いました。
日本ではいつ障害者として認定されたのかは知りませんが、それでも やはり 自閉症児への理解は薄いと思います。

今から、7年位前 中国から日本の大学に留学に来ていた男性と付き合ったことがありました。
ある時、京都の寺を拝観中に 車椅子の参拝客が隣に来ました。
その時に 彼が私の袖を引き その場から離れさせました。
後で、『どうして?』と聞いたところ、
彼の答えに唖然としました。
『中国では ああいう人の近くに居ると病気がうつるから離れます。』
…彼は建築家を目指して 京都でも屈指の国立大に通っていたわけですが…
その言葉に失望させられた事は 間違いありません。

余談になりましたが…
あのテロップを見て そんなことを思い出してしまいました。

マラトンの豆知識…読めてよかったです!
そういう意味があったなんて、韓国の方でなければわかりませんよね。
また寄らせていただきます。
2005/07/16(土) 12:08:33 | URL | AISYA #-[ 編集]
私も
こんにちは。コメントありがとうございます。

私は小学校に特殊学級(知的障害児を対象としたクラス)があり、一緒に授業を受けたり給食を食べたりということがありました。
当時その彼ら彼女らを見て、こども心に「きたない、ちかよりたくない」という感情が先行していたのを記憶しています。いまさらですが、とてもひどい考えを持っていたんだなと思います。多分自分と異なる存在を「知る、受け入れる」よりも「遠ざける、排除する」という感情のほうが先にあったからなのでしょう。

紹介している「どんぐりの家」と「遥かなる甲子園」は、古本屋でももう簡単には出てこないかもしれませんがオススメです。チャンスがあったらどうぞ。

また遊びに来てくださいね。こちらからもお邪魔します。
2005/07/16(土) 16:48:49 | URL | ZYZY #GzvTJWb.[ 編集]
自閉症について知りたければ、

ダスティンホフマンの出ていた『レインマン』も必見ですが?

(但し、自閉症の症状は千差万別であり、それこそ多様性がある、あくまで1症例の映画化と言った視点で捕らえるように)
2005/10/08(土) 12:56:39 | URL | ほの暗き闇の底 #HfMzn2gY[ 編集]
そうですね
返事遅くなってしまいました。もうしわけありません

レインマンは見たことがあります。良い映画ですよね。
ただ、おっしゃるとおり自閉症というのはさまざまな症状があります。ダスティン・ホフマンの役柄のように「健常者が持ち得ない能力」を持つとは限らない、むしろ持たないことのほうが普通だと思います。
それに近いかどうかは分かりませんが、「どんぐりの家」の作者の山本おさむ氏は、障害者の子供たちを預かる施設を取材して、「事実をベースにマンガを描いたが、私が描いているようなドラマティックなことは、別に日常的に起きているわけではない」というようなことをあとがきで語っていました。

マンガや映画、広い意味ではメディアになると思いますが、決してものごとの全面をあらわしているわけではないんでしょうね。

もしよろしければ、ほの暗き闇の底さんの「必見」ポイントを教えてください。
2005/10/24(月) 00:40:07 | URL | ZYZY #GzvTJWb.[ 編集]
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